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異なる練習法をとること。

 

異なる練習法をとること。


~ピアノ奏法の基礎より~

 

 

練習は、いろいろ変化に富んだ方法をとることが大切です。

いつも、ただ自転車のペダルをふむように

 繰り返して弾く練習では、

いみがありません。

そのような練習は 愚の骨頂で「ひつようありません」。(; ̄Д ̄)

 

例えば…

ハ長調のスケールをとってみても、練習のしかたには、

リズムを変えたり

テンポを変えたり

レガートやスタッカートで練習したり・・

頭をつかって、新しい練習法を考案すると、れんしゅうに飽きがこなくなるでしょう。

 

忘れてはならないのが、リズムを変えて弾く練習です。

生徒は、リズムとは「曲の性格を形成する 一つの要素」であって、

「曲の真髄に盛り込まれた活気旺盛なデザインである」と考えるとよいでしょう。

音楽の要素で、いちばん人間的なリズムの感覚を 

いかに生徒に教え

発達させるか。。。。。

 

連弾は リズム感をやしなう助けになります。

また、音楽会にいったり、レコードやラジオを聴くこともたいせつです。

リズム感の乏しい生徒を目覚めさせるには、

強いリズム感をもった ピアノ以外の楽器奏者か、

声楽家の伴奏をさせるのも良い方法です。

若いピアニストが、はじめて声楽家の伴奏をするとき、

いままでほとんど自分が知らなかった新しい思考の過程に引きずり込まれるようで、

強いショックを感じるらしい。。。。

 

リズムとは、息のかよわない死んだものと考えてはいけません。

リズムとは、生きていて、生命の力にあふれ、

弾力性にとんでいるものなのです。

 

もちろん、リズムでも、

シューベルトの軍隊行進曲の「ドン」という衝撃的なリズムと

ショパンのエチュードの バネのきいたリズムとは

性格が違います。

 

そして、リズムは、

曲が速くひかれても

遅くひかれても

けっしてぼやけてはいけません!!

リズムはいつも、

曲の底にしっかりと存在していなければならないのです。

 

 




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